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こごみ堂ノオト☆vol.2 kogomidou.exblog.jp

ここちよいカラダ、ココロ、暮らし


by コゴミ
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日本より世界で有名?

おととい、「笑ってコラエテ3時間スペシャル」を何気なく見ていたら、
「マダマ バタフライ」の東京オーディション密着のコーナーがありました。

「マダマ バタフライ(蝶々婦人)」は、日本を舞台にした、
プッチーニの代表的なオペラ。

その中には、日本のことが間違って捉えられているセリフが
いくつかあるそうです。
(ちなみにプッチーニは日本を訪れたことがなかったらしい。)

で、長年そのことを指摘し続けてきた声楽家の岡村喬生さんが
セリフを見直し、「新国際版 マダマ バタフライ」が
来年のプッチーニフェスティバルで上演されることになったのです。

今回のオーディションは、ぜひ日本で、この新しい「マダマ バタフライ」の
メインキャストを探したい!ということだったようです。


その「間違った」セリフの代表として、
叔父の僧侶が、キリスト教に改宗した蝶々婦人に対して
怒る場面が紹介されていました。

そのセリフというのが

「カミ サルンダシーコ!!」

というもの。


なんのことを言っているのか、と考えた岡村さんは、
「神 サルタヒコ」といっているのだ、ということに気づきます。

ニュアンスとしては「天罰よ、降りろ!」という感じだそうです。

僧侶が神の名を口にするというのは、確かに「?」と思いますが、
私は、ここでサルタヒコがでてくるというのがスゴイナア、と
思ってしまいました。

ご存知の方は、なじみあるかと思いますが、
サルタヒコは、天孫降臨の際に、ニニギノミコトを案内した神、
といわれています。

赤い顔の鼻の高い神様ですね。

神楽などでも、よく行列の先導をしたりする「道開き」の神です。

なんで、オペラにまで出てくるほど知名度があるのか、
そちらのほうが、気になります。

ひょっとして、日本より世界でのほうが有名なのかしら??

by kogomi_dou | 2010-06-18 17:14 | ちいさいコトですが