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こごみ堂ノオト☆vol.2 kogomidou.exblog.jp

ここちよいカラダ、ココロ、暮らし


by コゴミ
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日本のうた

先週は、めずらしくあちこち出歩いた週でした。

まずは、木津茂理さんの民謡ライブ「ゆらりうたの森」。

木津さんのライブは、ブログにもよくいらしていただいている
友人のegufumiさんが植物画展示をされるとのことでお誘いを受けました。
(詳しい様子などはegufumiさんのブログをどうぞ!)

民謡って、学校の音楽の授業やテレビなどで耳にはしているものの、
ついつい素通りしていたかも。
あまりピンと来てなかったのですが、お知らせのハガキをみて
「これならオモシロソウ!」

直感です(笑)。

会場のGallery efさんは浅草にある江戸時代の土蔵を再生したスペース。
入口のカフェから奥の土蔵のどっしりした扉をくぐるとそこは小さいながらも
親密感のあるスペース。
黒光りする床と、しっとりとした壁。
そして演奏者を待つ太鼓や琴が照明を受け、光っています。
空間にからだがなじんでくると、壁にかかっているegufumiさんのあじさいたちが
ふわりと浮かんできて、土蔵にやわらかさを加えているよう。

そして始まった民謡ライブ!
至近距離で味わったので、太鼓や三味線の音がお腹に沁みてきます。
木津さんの声も、「民謡」というイメージをとりあえずとっぱらってしまうような
おおらかさを感じました。日本の民謡やおきなわの唄をうたうのですが、
異国の草原も感じさせるような。

第1部の若き奏者お二人もよかったです。
琴もハープとかバイオリンのような響きで、改めて「弦楽器」なんだな、と感じ、
三味線のお弟子さんも合いの手の声がとても透き通って清々しかったです。

第2部は、三味線の沢田師匠をお迎えしてのライブ。
津軽弁の楽しい話術とバチさばき。
うーん、津軽三味線の心意気はロックなんだな、と思った瞬間、多数。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
「日本のうた」といっても、古くないんだ、今も楽しめるものなのだ、と感じ、
なんか「民謡」の捉え方がかわりましたね。

またいきたい!と思わせる素敵な人たちと音楽でした☆

by kogomi_dou | 2010-06-08 10:21 | 本やART