2010年 08月 11日
予定をたてる、こと
今読んでいるのは、『極北に駆ける』植村直己(文春文庫 1977)。
子供の頃、テレビで植村直己を見た印象は、
雪焼けで真っ黒な顔の「山男」。
日本人初のエベレスト登頂や、世界の高峰を制覇するなどの
偉業をなしていたが、小学生・女子にはいささか遠い世界の人物だった。
この本は、犬橇の技術の習得のために、エスキモーの村に住み込み、
彼らと生活をともにしながら、犬橇旅行を実現させていくエッセイ。
生肉を食べるのに目を白黒させたり、アザラシや鯨の猟に同行したり、
世話焼きの人々に閉口することがあったりと、エスキモーの暮らしが身近に
感じられて面白い。
また、その起伏のある生活の中で、犬を手に入れたり、鞭の使い方を学んだり、
犬橇旅行のための計画を立て、実行に移していく。
確かに、山や北極・南極は、命に関わるので計画なしで行くには危険な場所だ。
装備や技術の訓練・知識、体力が必要とされる。
今、普通に生活していると、さほど計画しなくてもなんとかやっていける。
でも、「何か」をやろうとするなら、待っているだけでなく、
予定をたて、実行していかなくてはいけないんじゃないかな。
今、自分がやろうとしていることって、なんなんだろうな、
そんなことを思いながら、この本を読んでいる。
子供の頃、テレビで植村直己を見た印象は、
雪焼けで真っ黒な顔の「山男」。
日本人初のエベレスト登頂や、世界の高峰を制覇するなどの
偉業をなしていたが、小学生・女子にはいささか遠い世界の人物だった。
この本は、犬橇の技術の習得のために、エスキモーの村に住み込み、
彼らと生活をともにしながら、犬橇旅行を実現させていくエッセイ。
生肉を食べるのに目を白黒させたり、アザラシや鯨の猟に同行したり、
世話焼きの人々に閉口することがあったりと、エスキモーの暮らしが身近に
感じられて面白い。
また、その起伏のある生活の中で、犬を手に入れたり、鞭の使い方を学んだり、
犬橇旅行のための計画を立て、実行に移していく。
確かに、山や北極・南極は、命に関わるので計画なしで行くには危険な場所だ。
装備や技術の訓練・知識、体力が必要とされる。
今、普通に生活していると、さほど計画しなくてもなんとかやっていける。
でも、「何か」をやろうとするなら、待っているだけでなく、
予定をたて、実行していかなくてはいけないんじゃないかな。
今、自分がやろうとしていることって、なんなんだろうな、
そんなことを思いながら、この本を読んでいる。
by kogomi_dou
| 2010-08-11 11:39
| 本やART