2011年 09月 22日
拍手の意味
『天地明察』の中に、主人公・春海が、感極まってバアーンと
手を打ち鳴らすシーンが何回かでてくる。
「拍手」ってなぜするか、
神前に向かい手を打つのはなぜなのか、
あたりまえのことだけれど、この本の描写を読んでハッとした。
「左手は火足(ひたり)すなわち陽にして霊
右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身
拍手とは、陰陽の調和、太陽と月の交錯、霊と肉体の一体化を意味し、
火と水が交わり火水(かみ)となる。
拍手は身たる右手を下げ、霊たる左手へと打つ。
己の根本原理を霊主に定め、身従う。(以下略)」
(『天地明察』冲方丁 角川書店 2010 P116より)
手を打つという単純な行為であるけれど
大きなものとつながっているのですね。
自分だけでない、つながり。
自然とのつながり。
3次元だけでない4次元以上のつながり。
2次元からつむぎだされる文章から、とても大きな世界につながりを感じることができる。
本からはいろんなことを学んだり気づいたりします。
手を打ち鳴らすシーンが何回かでてくる。
「拍手」ってなぜするか、
神前に向かい手を打つのはなぜなのか、
あたりまえのことだけれど、この本の描写を読んでハッとした。
「左手は火足(ひたり)すなわち陽にして霊
右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身
拍手とは、陰陽の調和、太陽と月の交錯、霊と肉体の一体化を意味し、
火と水が交わり火水(かみ)となる。
拍手は身たる右手を下げ、霊たる左手へと打つ。
己の根本原理を霊主に定め、身従う。(以下略)」
(『天地明察』冲方丁 角川書店 2010 P116より)
手を打つという単純な行為であるけれど
大きなものとつながっているのですね。
自分だけでない、つながり。
自然とのつながり。
3次元だけでない4次元以上のつながり。
2次元からつむぎだされる文章から、とても大きな世界につながりを感じることができる。
本からはいろんなことを学んだり気づいたりします。
by kogomi_dou
| 2011-09-22 21:43
| 本やART