人気ブログランキング | 話題のタグを見る

こごみ堂ノオト☆vol.2 kogomidou.exblog.jp

ここちよいカラダ、ココロ、暮らし


by コゴミ
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

さよならをさせる

さよならをさせる_e0192203_10363661.jpgこんにちは!
横浜・妙蓮寺のちいさな整体院「こごみ堂」 店主のまえだです。

梅雨入りしましたね~057.gif

雨はじとじと苦手ですが、緑が美しく映えます。
神社のけやきもいつもより神々しく輝いておりました★


さて、最近いらっしゃっているお客様が
「痛みがなかなかとれずに、最近は大分前に感じていたような下半身のだるさも感じる」
と話しておられました。


筋・筋膜療法やクラニオセイクラルセラピーの施術を受けていると、
これまでと違った痛みやだるさを感じることもあります。

それを私たちは、からだのバランスが変わってきたり、血液やリンパの流れが
よくなってきたことによる反応ととらえる場合があります。

先日読んだ『医療が病いをつくる 免疫からの警鐘』(安保徹 岩波書店 2001)にも
「痛みそのものはからだが正常に復しようとする際に生じる治癒反応なのである。」(P55)
と書かれていました。

「痛い」
ということはからだが働いていることでもあるのですね。


その方のお話をさらに聞いてみると、これまでは
痛みをだましだまししながら生活してきた、無理して感じないようにしてきたこともある、
とおっしゃっていました。


「押し込めてしまうと、どうしても何かの拍子にまた出てきてしまいますよね。
うまく「さよなら」と出させてあげた方がいいですよ。」

とアドバイスさせていただきました。
そういいながら、まったくそうかもしれない、
自分でもうまく「さよなら」できていないことはあるなあと気づかされました。


人にいろいろ言葉をかけながら、結局自分に対しての気づきだったりするんですね。


「痛いの痛いのとんでいけ~」

と子供のころよくやったり、やってもらったりしましたが、まさしくその通り!
飛んで行かないといつまでもそこに居座ったりするんですよね。


からだのケアは、その「居座ってしまったもの」を「さよなら」させることでもあります。


そんなお手伝いができればと思っております。
by kogomi_dou | 2012-06-11 11:00 | お手あて