2014年 10月 30日
りんご農家の一日
こんにちは。
横浜・妙蓮寺「こごみ堂」まえだです。
からだを扱うシゴトなので、
からだを使うことにも興味があります。
ずっと興味があり続けているのは、
「日常の中のからだ使い」。
近年は、デスクワークが多くなってしまいましたが、
数十年前まで主流であった農家のお仕事に興味があります。
今回は、知り合いの盛岡・黒川地区のりんご農家さんのところに
農業体験にいってきました。
お世話になった、「りんご工房きただ」さん。
蔵の宿 FROG BEE。
1Fはリビングになっていて、コーヒーや自家製ハーブティーなどを楽しみながらレコードも聴けます。
北田家の若夫婦のセンスの光る空間です。
2Fはどっしりした一間の木の空間。
農業体験もOKですが宿泊のみもできます。
北田家の主な栽培品目は、りんごとお米。
りんごはジュースやジャムなどの加工品も販売しています。
ほかにりんごの木のオーナー制度や
家庭菜園の貸し出しなども行っているとか。
いろんな人のつながりを通して、「若者が憧れる農業」を発信しています。
今回まず体験したのが、りんごの収穫。(この写真の品種ではないのですが)
人差し指で軸を軽くおさえるようにすると、実が枝からはずれます。
ひっぱらないように、傷をつけないように注意。
少しでも傷がつくと商品にならないので、ドキドキです。
(しかし傷がついたものは、加工品になってちゃんと活用されるとのこと!)
ひとつずつ収穫して、かごにいれて運び、大きさごとに分別します。
りんごの入ったかごはなかなかの重さになります。
先程の写真と、こちらは「葉とらずりんご」。
普通、色づきが悪くなるため、葉っぱをとってしまうそうですが、こちらは葉をとらず、葉っぱから太陽の恵みをたくさんもらって、おいしくなります。
ただし、色むらができるので、収穫までまんべんなく陽があたるように「玉回し」という作業をします。
ひとつひとつをクルクルと回す作業は手間がかかります。
しかし、こうやってひとつひとつに愛情のこもったりんごができるんですね。
下のクローバーは、少しでも化学肥料を使わない工夫。
肥料だけでなく、りんごにかける農薬も一般の約半分にする工夫をしているそうです。
収穫だけでなく、選別の作業も体験させていただきました。
機械にりんごの種類をセットして、置くと、サイズを言ってくれるスグレモノ!
すごいなあ。
選別したりんごは、再び農家さんの目でチェックしてもらいます。
農協に出荷するものと、自分のところでの販売用があります。
販売用のものは、またひとつづつ箱詰めの作業。
ほんと、なんども何度も手がかかっています。
今回は収穫のみの体験でしたが、
春は受粉や摘花等、本当にひとつひとつの作業が多いんだなあと実感。
機械化されているとはいえ、手を使い、からだを使う作業です。
重い物を運ぶことも多いので、若い方でも腰にも負担がきたり、手や腕に不調を感じる方も中にはいるそうです。
ちょっとしたからだの使い方が大事だよね、という話もでていました。
「りんご工房きただ」さんのグリーンツーリズムは、「ある農家の一日を体験」ということで、りんごの時期だけでなく、オールシーズンなんらかのことが体験できるそうです。
ご家族も、とっても魅力的です。
農業にご興味ある方、ぜひおススメします。
横浜・妙蓮寺「こごみ堂」まえだです。
からだを扱うシゴトなので、
からだを使うことにも興味があります。
ずっと興味があり続けているのは、
「日常の中のからだ使い」。
近年は、デスクワークが多くなってしまいましたが、
数十年前まで主流であった農家のお仕事に興味があります。
今回は、知り合いの盛岡・黒川地区のりんご農家さんのところに
農業体験にいってきました。
お世話になった、「りんご工房きただ」さん。
蔵の宿 FROG BEE。
1Fはリビングになっていて、コーヒーや自家製ハーブティーなどを楽しみながらレコードも聴けます。
北田家の若夫婦のセンスの光る空間です。
2Fはどっしりした一間の木の空間。
農業体験もOKですが宿泊のみもできます。
北田家の主な栽培品目は、りんごとお米。
りんごはジュースやジャムなどの加工品も販売しています。
ほかにりんごの木のオーナー制度や
家庭菜園の貸し出しなども行っているとか。
いろんな人のつながりを通して、「若者が憧れる農業」を発信しています。
今回まず体験したのが、りんごの収穫。(この写真の品種ではないのですが)
人差し指で軸を軽くおさえるようにすると、実が枝からはずれます。
ひっぱらないように、傷をつけないように注意。
少しでも傷がつくと商品にならないので、ドキドキです。
(しかし傷がついたものは、加工品になってちゃんと活用されるとのこと!)
ひとつずつ収穫して、かごにいれて運び、大きさごとに分別します。
りんごの入ったかごはなかなかの重さになります。
先程の写真と、こちらは「葉とらずりんご」。
普通、色づきが悪くなるため、葉っぱをとってしまうそうですが、こちらは葉をとらず、葉っぱから太陽の恵みをたくさんもらって、おいしくなります。
ただし、色むらができるので、収穫までまんべんなく陽があたるように「玉回し」という作業をします。
ひとつひとつをクルクルと回す作業は手間がかかります。
しかし、こうやってひとつひとつに愛情のこもったりんごができるんですね。
下のクローバーは、少しでも化学肥料を使わない工夫。
肥料だけでなく、りんごにかける農薬も一般の約半分にする工夫をしているそうです。
収穫だけでなく、選別の作業も体験させていただきました。
機械にりんごの種類をセットして、置くと、サイズを言ってくれるスグレモノ!
すごいなあ。
選別したりんごは、再び農家さんの目でチェックしてもらいます。
農協に出荷するものと、自分のところでの販売用があります。
販売用のものは、またひとつづつ箱詰めの作業。
ほんと、なんども何度も手がかかっています。
今回は収穫のみの体験でしたが、
春は受粉や摘花等、本当にひとつひとつの作業が多いんだなあと実感。
機械化されているとはいえ、手を使い、からだを使う作業です。
重い物を運ぶことも多いので、若い方でも腰にも負担がきたり、手や腕に不調を感じる方も中にはいるそうです。
ちょっとしたからだの使い方が大事だよね、という話もでていました。
「りんご工房きただ」さんのグリーンツーリズムは、「ある農家の一日を体験」ということで、りんごの時期だけでなく、オールシーズンなんらかのことが体験できるそうです。
ご家族も、とっても魅力的です。
農業にご興味ある方、ぜひおススメします。
by kogomi_dou
| 2014-10-30 10:58
| 旅・さんぽ