2016年 02月 04日
神楽をみにゆく ~宮崎・諸塚村 戸下神楽
こんばんわ。
お手あて&手しごと「こごみ堂」(@横浜 妙蓮寺) まえだです。
お休みをいただいて、宮崎に神楽を見に行ってきました。
今回は、宮崎県の北の方、
高千穂の南のあたりにある諸塚村というところの戸下神楽です。
諸塚村の神楽は、南川神楽・桂神楽は行ったことがあるのですが、
戸下は気になりつつもなかなか行けず。
今回ようやく念願かなって訪れることができました。
戸下の地区は9戸で古くから続く神楽を守ってきているとのこと。
村を出て働いている息子さん達が戻ってきて舞うこともあるそうですが、
これだけの戸数で続けているということが、すごい。
昼間、ニコニコとあいさつしてくれた子供たちも舞います。
1,2歳くらいの子もお父さん・お母さんに連れられて見にきます。
舞台のそばでじーっとみているんです。
神楽も生活の中の一部なんですね。
3時ごろから神楽に登場する神々などが勢ぞろいする舞入れが始まり、
翌10時くらいまで、続きます。
神楽をじーっとみるだけでなく、おしゃべりしたり、お酒を飲んだり、
お腹を満たしたりするのも楽しみのうち。
繰り広げられる舞と音を聞きながら夜を過ごします。
舞は、静かでもからだのリズムが循環している感じ。
くるくる回ったり、飛び跳ねたり。
足の運びも軽やかです。
自分のからだも内側から動くような。
神楽の演目が進むにつれ、時間の経過や場の変化を感じます。
諸塚の神楽の特徴は、ちょうど日の出の時間に合わせて
「岩戸」の演目があるということ。
空がほの明るくなったところに子供が扮する天照大神が登場します。
今回、この登場と同時に歌がはじまり、
ああ、なんともいえぬ感じが胸に広がりました。
祝いと歌は、深い関係にあるんだな。
歌に歓びがあった。
夜が明けるってスゴイことなんだな。
空の色が少しずつ明るく変わり、
山が見え始め、山あいに霧がたなびき、
夜じゅう移動した月が、残り・・・。
当たりまえに繰りかえされる風景なのに、
神楽の夜はなんだか特別に感じます。
あたたかく迎え入れてくださった地域のみなさんと
ご一緒させていただいたみなさん
その他もろもろいろんなご縁に感謝。
お手あて&手しごと「こごみ堂」(@横浜 妙蓮寺) まえだです。
お休みをいただいて、宮崎に神楽を見に行ってきました。
今回は、宮崎県の北の方、
高千穂の南のあたりにある諸塚村というところの戸下神楽です。
諸塚村の神楽は、南川神楽・桂神楽は行ったことがあるのですが、
戸下は気になりつつもなかなか行けず。
今回ようやく念願かなって訪れることができました。
戸下の地区は9戸で古くから続く神楽を守ってきているとのこと。
村を出て働いている息子さん達が戻ってきて舞うこともあるそうですが、
これだけの戸数で続けているということが、すごい。
昼間、ニコニコとあいさつしてくれた子供たちも舞います。
1,2歳くらいの子もお父さん・お母さんに連れられて見にきます。
舞台のそばでじーっとみているんです。
神楽も生活の中の一部なんですね。
3時ごろから神楽に登場する神々などが勢ぞろいする舞入れが始まり、
翌10時くらいまで、続きます。
神楽をじーっとみるだけでなく、おしゃべりしたり、お酒を飲んだり、
お腹を満たしたりするのも楽しみのうち。
繰り広げられる舞と音を聞きながら夜を過ごします。
舞は、静かでもからだのリズムが循環している感じ。
くるくる回ったり、飛び跳ねたり。
足の運びも軽やかです。
自分のからだも内側から動くような。
神楽の演目が進むにつれ、時間の経過や場の変化を感じます。
諸塚の神楽の特徴は、ちょうど日の出の時間に合わせて
「岩戸」の演目があるということ。
空がほの明るくなったところに子供が扮する天照大神が登場します。
今回、この登場と同時に歌がはじまり、
ああ、なんともいえぬ感じが胸に広がりました。
祝いと歌は、深い関係にあるんだな。
歌に歓びがあった。
夜が明けるってスゴイことなんだな。
空の色が少しずつ明るく変わり、
山が見え始め、山あいに霧がたなびき、
夜じゅう移動した月が、残り・・・。
当たりまえに繰りかえされる風景なのに、
神楽の夜はなんだか特別に感じます。
あたたかく迎え入れてくださった地域のみなさんと
ご一緒させていただいたみなさん
その他もろもろいろんなご縁に感謝。
by kogomi_dou
| 2016-02-04 23:07
| 旅・さんぽ